【6/1】フェアトレード&エシカル・ファッションショ ー FASHION TALK&LIVE「未来のためのやさしい選択」:JICA中部なごや地球ひろば 開館10周年記念企画
JICA中部なごや地球ひろば 開館10周年記念企画
フェアトレード&エシカル・ファッションショー
FASHION TALK&LIVE「未来のためのやさしい選択」
日時:2019年6月1日(土)14:00-16:00
会場:JICA中部 なごや地球ひろば1階 特設ランウェイ
(名古屋市中村区平池町4丁目60-7 MAP裏面)
入場無料 申込不要
一日限定6/1は「なごや地球ひろば体験ゾーン」がショー会場に!アコーディオンとギターの生演奏とともに華やかなファッション・ステージをお届けします。
トーク:原田さとみ(JICA中部オフィシャルサポーター)
ゲスト:廣中桃子(合同会社nimai-nitai代表)
音楽:Angelo Aquilini アンジェロ・アクィリーニ(アコーディオン)&望月雄史(ギター)
衣装:NIMAI-NITAI ニマイニタイ(インド)、Crow クロウ(インド)、 People Tree ピープルツリー (バングラデシュ・インドなど)、sisam シサムコウボウ(ネパール・インドなど)、 Punchi Lamai プンチラマイ (スリランカ)、 SALASUSU サラスースー(カンボジア)、BASEY ベイジー(ルワンダ・ベリーズなど)
フェアトレードは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ。
エシカルファッションは、倫理的な製法で、地球環境に配慮した持続可能なファッション。
『自然環境に負荷をかけないオーガニック素材や天然・リサイクル素材を使用し、小規模生産者や手工芸職人に正しい労働条件でお仕事をつくるフェアトレードであり、地域の伝統・技術を継承しながらクリエイトされるファッションのこと』。
エシカル・コーディネーターの原田さとみさんによる解説と、NIMAI-NITAIの代表 廣中桃子さんをゲストに、生産地インドと日本を行き来する熱い活動のお話をお聞きします。
ファッションでつながる地域と世界のこと想像して、想いを寄せてみましょう。私たちと地球の未来のために、日々の暮らしのなかに「やさしい選択」をほんの少し取り入れてみませんか。
主催:JICA中部
協力:エシカル・ペネロープ(株)、フェアビーンズコーヒー(有)フェアトレーディング、合同会社nimai-nitai、(株)大醐「ほほほ」、(株) 国際デザインセンター
後援(申請中):愛知県、名古屋市、(公財)愛知県国際交流協会(AIA)、名古屋商工会議所、(公財)名古屋国際センター、ナゴヤファッション協会、(特活)名古屋NGOセンター、(一社)日本フェアトレード・フォーラム、(一社)日本エシカル推進協議会、NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)
<フェアトレード&エシカル・ファッション「ブランド」紹介>
NIMAI-NITAI ニマイニタイ(インド)
「ひとりの人と出会うように、ひとつのモノに出会う。」をコンセプトに、働く環境や賃金においても双方が納得した上でモノづくりを極めていくことと同時に、唯一無二の職人による手仕事を、より洗練された現代のデザインで洋服に仕立て上げれるよう日々創意工夫している。2018年より滋賀県立大学環境建築デザイン学科のチームと「カディプロジェクト 」を立ち上げ、アウトカーストの村の女性のための糸紡ぎによる雇用創出を計画している。
Crow クロウ(インド)
インド各地のオーガニック原産素材を利用し、伝統的かつ現代的なアプローチでブランドを展開しています。カディコットン と呼ばれるグジャラート州原産の綿布は商品の主流をなしており、肌触りが優しくデザイン性に優れています。生産過程でゴ ミを出さない方法も実行。女性の自立支援も行っており現地のNPOと協力して女性を中心に手縫いで生産を行い、環境をとと のえてます。インド人デザイナーShailaの作品は、ヨーロッパ、アジアでも高い評価を得ています。
People Tree ピープルツリー (バングラデシュ・インドなど)
1995年に創業し、フェアトレード・ファッションの世界的パイオニアとして、サステナブル(持続的可能)なファッションを 20年以上に渡って牽引。アジア、アフリカ、中南米などの18ヵ国約130団体と共に、衣料品やアクセサリー、食品、雑貨な ど、その地方の自然素材を用いた手仕事による商品の開発・販売を続けている。途上国の経済的・社会的に立場の弱い人びと に収入の機会を提供し、デザイン・技術研修の支援、継続的な注文を通じて、環境にやさしい持続可能な生産を支えています。
sisam シサムコウボウ (インド・ネパールなど)
1999年に京都で創業し、フェアトレードの仕組みで、服やアクセサリーなどを開発・販売しているブランド。心地の良い肌触りや着心地のよさは、手紡ぎ・手織り・手染め・手刺繍など、手仕事による優しい製法のおかげ。お買い物とはどんな社会に一票を投じるかということ、をスローガンにして、お買いものの力で思いやりに満ちた社会をつくっていくために日々とりくんでいます。
Punchi Lamai プンチラマイ(スリランカ)
大地から湧き立つ豊かな自然、そしてアーユルヴェーダの知恵が根付くスリランカ。この島に自社工房を作り心優しい職人と服を作っています。お洋服にはメディカルハーブのエッセンスで染めた深い色や、オーガニックコットン素材が使われています。循環する自然を意識したアーユルヴェディックな一枚は、ゆれ動く女性の心を優しく包みこんでくれるでしょう。
SALASUSU サラスースー(カンボジア)
日々の暮らしにも特別な旅路にもよりそうシンプル&クリーンなバッグ。カンボジアの農村にある小さな工房で、女性たち が仕立てています。作り手であり”SALA=学校”の生徒でもある彼女たちは、トレーニングを受けながらものづくりを学 び、未来へと旅立って行きます。“SUSU=がんばって!”とお互い声をかけあいながら、ものづくりに励んでいます。
BASEY ベイジー(ルワンダ、ベリーズなど)
アフガニスタン、ルワンダ、タンザニア、ケニア、ベリーズなど現地パートナーとコラボレーションし、貝や食用後の牛の角 など、その土地で採れる素材をパーツにして、アクセサリーを制作しています。生命力溢れる斬新かつユニークな素材の魅力 でアクセサリーに力と輝きを与えています。
<ゲスト>
廣中桃子さん
1984年京都出身。学生時代に国際協力に興味を持ち、2007年に「最も貧しい人」のために生涯を捧げたマザーテレサの活動に影響を受けてインドを旅する。その度で訪れた最貧困州の一つであるビハール州ブッダガヤを訪ね、孤児の支援をはじめる。新聞紙を布の代わりにして裁縫を練習していた女性たちの様子を見て、フェアトレードでの村との継続的な関わりを模索し、2012年に合同会社nimai-nitai設立。村に長期滞在する中で、「金銭的な支援」ではなく「持続的な自立に結びつく雇用」が必要だと痛感する。
<演奏>
イタリア人アコーディオニスト「アンジェロ・アクイリーニ」と日本人ギタリスト「望月雄史」とのユニット。
アンジェロ・アクイリーニ(アコーディオン)
イタリア、ビエモンテ州出身。10歳からアコーディオンを習い始め、半年で劇場やテレビに出演。16歳でアコーディオン国際フェスティバルで3位入賞。数々のコンクールに優勝。2001年に来日、名古屋を拠点に全国各地で活躍中。
望月雄史(ギター)
名古屋市出身。8歳よりクラシックギターを始める。2006年浅草ジャズコンテストでバイオリンとのデュオのユニット「ノーチェ& モンテ」にて金賞を受賞。クラシックスタイルはもちろん、ジャズ、ボサノバ、ポップス、中国やアフリカなどの民族音楽、即興 の強い現代音楽まで、その活動範囲は非常に広く共演者も多彩を極め、全国各地で活動中。
進行・案内役
原田さとみ
2009年JICA中部オフィシャルサポーターに就任。これまでルワンダ、エチオピア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、 キルギスなどの開発途上国を訪れ、それぞれの国が抱える課題や、現地の方々の伝統的な手仕事を発信し続けている。 地球・人・社会に優しいエシカル・ファッションとフェアトレードの普及活動を行い、イベント・セミナーを数多く主催・企画・ 出演。エシカル・ペネロープ株式会社代表、NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)理事、(一社)日本フェアト レード・フォーラム理事、(一社)日本エシカル推進協議会理事、名古屋観光文化交流特命大使をつとめる。
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「エシカル」でSDGs達成に貢献する
2015年9月、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、193の国連加盟国によっ て「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択されました。このアジェンダでは、「誰一人取り残 さない-No one will be left behind-」を理念として、国際社会が2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実 現するための重要な指針として17のゴールが設定されました。これが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals :SDGs)」です。
なごや地球ひろばで世界とSDGsを学ぶ
なごや地球ひろばは、国際協力をテーマに世界の課題やSDGsについて学べる体験型施設です。世界が直面する課題の展示を通して学ぶ“体験ゾーン”のほか、買い物を通じた一番身近な国際協力ができる“買い物ゾーン”や、食事を通 して異文化にふれられる“食のゾーン”など、様々なアングルから国際協力を知ることができます。※本イベントは“体 験ゾーン”でのショーとなります。イベント当日は会場設営のため、展示はご覧いただけません。
〒453-0872 名古屋市中村区平池町4丁目60-7
TEL :052-533-0220
開館時間: 10:00-18:00 入場無料
休館日:月曜日、年末年始
※月曜が祝日の場合は翌平日が休館
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■運営:独立行政法人国際協力機構 中部センター(JICA中部)
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