「フェアトレードタウンなごやマップ2019」を掲載します
2015年、名古屋市がフェアトレードタウンに認定されました。市民の草の根で始まった活動が実り、名古屋市は街ぐるみでフェアトレードの理念を推進する市として認定されました。現在世界では2100以上ものフェアトレードタウンがあります。アジア·日本では熊本市に次いで名古屋市は2番目の認定都市です。
名古屋市がフェアトレードタウンになり、昨年は3年目の更新の年となりました。市内でのフェアトレード商品の取扱店舗数もこの3年で、250店舗から380店舗へと増え、フェアトレードの認知度の高まりも感じられます。フェアトレード商品を買い求める消費者の方々も増えてきています。
名古屋市内の小学校給食12万食でもフェアトレード食材(フェアトレード認証ゴマ)が提供されていますし、フェアトレード認証ラベル商品をスーパーでも見つけられるようになりました。今ではフェアトレード商品は身近なお店で売っていたりします。
ですが、どこでフェアトレード商品が買えるのか、まだまだわかりにくいという状況です。
そこで、フェアトレード商品がどこで販売しているのかをわかりやすく案内することで、フェアトレードのファンを増やし消費につながればと、最新情報を集め、フェアトレード商品の取り扱い店舗マップを制作しました。
マップの概要
仕様:竹紙、蛇腹折りでA2サイズ程度、オールカラー、5万部
(紙は、環境負荷の少ない「竹」から作られる紙を使用。地図のように折りたためるデザイン)
配布:掲載店舗各店、協力店·団体、市内の公共施設、市立高等学校、フェアトレード関連のイベント等
掲載店舗は、皆様から情報を集取し、名古屋市内にある「買いに行ける、足を運べる」店舗(小売り·飲食·その他サービス提供店)の中から、フェアトレードの理念に基づき、国内外の商品を取り扱う店を厳選。私たちの活動テーマである「地球とのフェアトレード」の理念に基づき、障害のある方々などの手がける、地域内で行われている“フェアトレード”な取り組みの商品、そして、有機無農薬·オーガニッ ク·自然·天然素材など身体にも環境にも優しい商品を扱っている販売店、飲食店も掲載をさせていただきたく思います。
MAPを手に取って下さった皆さまが「買い物に 行きたくなる」ような、「見やすく」「分かりやすく」「学べる」なごやフェアトレードマップの制作を計画しました。
「地球とのフェアトレード」の理念とは、途上国に対しての貧困削減·国際協力の意義である「フェアトレード」という言葉を、私たちはより大きなビジョンでとらえ、国際間の貿易としてのフェアは元より、自分たちの足元にある地域の問題、地産地消·地域活性化·国内での立場の弱い方々への仕事の創出など、地域貢献の公正(フェア)も目指しています。
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